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【大会情報】安楽宙斗選手も出場!“国別対抗”ネイションズグランドファイナル福岡2026を解説

11月7日・8日、福岡で"国別対抗のお祭り"が開催されます

こんにちは!今日は大会情報です。福岡県飯塚市にある筑豊緑地公園内の飯塚スポーツリゾート『リトリート』で、11月7日(土)・8日(日)に「ワールドクライミング・ネイションズグランドファイナル福岡2026」が開催されます。実はその2日前の11月5日・6日には、パラクライミング・ワールドシリーズの2026年シーズン最終戦も同じ会場で行われるのですが、そちらは以前の記事で紹介したので、今回はあまり知られていない「ネイションズグランドファイナル」そのものに焦点を当ててお届けします。

個人的にこの大会、知れば知るほど「見に行く価値がある」と思えてきました。普段ジムで黙々と課題にトライしている私たちからすると、まったく違う種類の興奮を味わえる大会だと思います。

そもそも「ネイションズグランドファイナル」ってどんな大会?

個人戦じゃない、国別対抗というユニークな形式

通常のボルダリングワールドカップは、選手一人ひとりの成績でランキングが決まる個人戦です。一方のネイションズグランドファイナルは、2025年に福岡で始まった比較的新しい「国別対抗戦」。前シーズンの団体ランキング上位6か国が招待され(出場できない国があれば次点の国が繰り上がる仕組みです)、ボルダーとリードそれぞれに専用のチームを組んで団体の世界一を争います。

2025年大会の例で言うと、1か国あたりボルダーチームは男子2名・女子2名+コーチ1名、リードチームも同じく男子2名・女子2名+コーチ1名という編成。つまり1か国の総勢は選手8名+コーチ2名でした。今回発表されている日本代表も選手8名編成とのことなので、同じフォーマットが踏襲されるとみてよさそうです。

ボルダーパートは「5課題・最大250点」の団体戦

2025年大会のボルダー部門は、まず予選で6か国全てが挑戦し、上位2チームはそのまま決勝進出。残り4チームは「エリミネーションヒート」という敗者復活的なラウンドに回り、そこで上位2チームがさらに決勝に勝ち上がる仕組みでした。決勝は合計4チームで争われます。

課題は5つで、男子用2課題・女子用2課題・男女混合用1課題という構成。1課題50点満点で、満点だと250点になります。混合課題は4つの課題を終えたあと、コーチが選んだ男女1名ずつが挑む"ラスボス"のような位置づけです。個人的に面白いと思うのが、この大会は基本的に「フラッシュ方式・隔離なし」で行われる点。先に登った選手が、まだ登っていないチームメイトにホールドの持ち方やムーブの情報を伝えてもいいんです。普段の大会ではまずありえない光景なので、観客としてもチーム同士の駆け引きが丸見えで楽しめると思います。

リードパートも独自ルール

リード部門は予選で6か国が挑戦し、上位4チームが決勝進出。1ラウンドにつきルートは2本用意され、各国の男子1名・女子1名がそれぞれのルートに挑みます。どちらの選手がどちらのルートに行くかはコーチが決める戦略要素もポイントです。得点は通常のリード大会と同じく、ホールドを掴んだところで0.5点刻みの「プラス」が付く方式で、1人あたりの制限時間は6分です。

日本代表チームの注目選手

今回発表されている日本代表8名のメンバーには、パリオリンピックで銀メダルを獲得した安楽宙斗選手の名前も含まれています。2025年の第1回大会では、ボルダー部門で日本が優勝、リード部門は韓国が優勝という結果でした。今年は地元開催で連覇を狙えるのか、そして安楽選手がチームにどう絡んでくるのか、注目しておきたいポイントです。

観戦に行くなら知っておきたい実用情報

チケットはe+で購入、価格帯は幅広め

チケットはイープラス(e+)での取り扱いで、席種や観戦日によって価格が変わります。大人は1,000円~5,000円、学生は1,000円~4,000円程度の幅があります。4歳未満の子どもは保護者の膝上であれば無料で観戦できます。車椅子を利用する方は立見エリアのチケットを購入する案内になっているので、事前に確認しておくと当日スムーズです。福岡県在住の方向けには、ワンドリンク付きの立見チケットも用意されています。最終日の夜には懇親会付きの特別チケット(大人10,000円・学生3,000円)もあり、余興で行われる横向きスピードレースの観戦だけでなく参加もできるそうです(こちらは県民向け割引の対象外です)。

アクセスと駐車場は要チェック

最寄りはJR新飯塚駅で、そこから会場まで無料シャトルバスが運行予定です。タクシーなら駅から15分程度、バス停「筑豊遊園」からは徒歩7分ほどとのこと。マイカー派の方には注意点がひとつあります。無料の観戦者用駐車場(高尾・筑豊試験所前の2か所)が用意されるのは11月7日・8日の2日間のみで、台数にも限りがあるそうです。早めの到着を心がけたほうが安心です。

ちなみに10月31日には事前予約制のスポーツクライミング体験会、11月6日にはパラクライミング体験会も実施される予定とのこと。大会を観るだけでなく、自分も壁に触れてみたいという方には嬉しい企画ですね。

まとめ:普段と違う"チーム戦のクライミング"を体感できるチャンス

個人の強さがそのまま結果に直結する通常の大会と違い、ネイションズグランドファイナルは「チームでどう戦うか」という駆け引きが見える大会です。隔離なしで仲間に声をかけられるルールも、観戦していてこそ分かる面白さだと思います。会場や当日の詳細な動線は今後も更新される可能性があるので、現地観戦を考えている方はIFSCや日本山岳・スポーツクライミング協会の公式発表を直前までチェックしてから出かけることをおすすめします。

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おやぎ

「おやぎ」こと、ボルダリング歴15年の一般クライマーです。趣味で始めたボルダリングにすっかりハマり、初中級者向けにムーブのコツやジム・ギア情報を発信中。一緒に強くなっていきましょう。

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