大会・イベント情報

【大会情報】ボルダリングW杯ソルトレイクシティ2026(10/16-18)観戦ガイド

この秋いちばん熱いニュース!ボルダリングW杯「ソルトレイクシティ2026」をチェックしよう

こんにちは!今日は「大会・イベント情報」カテゴリーから、観戦ネタをひとつ紹介させてください。普段ジムで登っているだけだと意外と見落としがちなんですが、実は10月は国際大会がぎゅっと詰まったシーズンなんです。なかでも注目したいのが、アメリカ・ソルトレイクシティで開催されるボルダリングのワールドカップです。

開催概要

大会名は「IFSC クライミングワールドカップ ソルトレイクシティ2026」、種目はボルダー(ボルダリング)で、開催日は2026年10月16日(金)〜18日(日)の3日間。会場はアメリカ・ユタ州のソルトレイクシティです。IFSC(国際スポーツクライミング連盟)が発表している2026年シーズンの公式カレンダーに掲載されている大会で、このすぐ後の10月23日〜25日には、チリのサンティアゴでリード・スピード部門のワールドカップも控えています。つまり10月後半は、ボルダー・リード・スピードの全種目が立て続けに動く、シーズン後半のクライマックス区間と言っていい時期なんですね。

なぜ初中級者のうちから観戦しておいた方がいいのか

「トップ選手の試合なんて、まだ自分には関係ない」と思う方も多いと思います。私も始めた頃はそう思っていました。でも実際にコンペ映像を見るようになってから、ジムでの課題の解き方が変わった実感があります。理由は単純で、トップ選手の動きには「無駄がない」からです。

ムーブの「選び方」を観察すると得るものが大きい

例えば同じホールドの配置でも、選手によって使う手足の順番や重心の置き方がまったく違うことがあります。配信を見るときに、ただ「すごい」で終わらせず、「なぜその手順を選んだのか」「どこで静止して次の一手を見ているのか」を意識して見ると、自分が壁の前で止まってしまう理由のヒントになったりします。私自身、ソルトレイクシティのような大きな壁での「大きなムーブをどこで我慢するか」という選手の判断を見て、自分のオブザベーション(課題を登る前の観察)の仕方を見直したことがあります。

観戦前に知っておきたい、競技のきほんルール

せっかく見るなら、ルールを知っていた方が10倍楽しめます。ここで簡単に整理しておきますね。

予選→準決勝→決勝の3ステージ制

ワールドカップのボルダー部門は、基本的に「予選(クオリフィケーション)」「準決勝(セミファイナル)」「決勝(ファイナル)」という3段階で進みます。予選は出場選手全員が同じ課題に挑戦し、上位の選手だけが準決勝に進出、そこからさらに絞られた選手が決勝に進むという、だんだん人数が減っていくトーナメントではなく「勝ち抜き型」の形式です。決勝に進めるのはだいたい上位数名〜十数名程度で、ここで見る課題がいちばん難しく作り込まれているので、初めて観戦するなら決勝だけでも見る価値があります。

勝敗を分けるポイント

各課題には「トップ(完登)」できたかどうかと、途中の「ゾーン(中間地点)」に到達できたかどうかがあり、さらに完登やゾーンに到達するまでに何回トライした(アテンプト数)かが記録されます。同じトップ数でも、少ないアテンプト数で決めた選手の方が上位になる仕組みです。観戦していると、1回目のトライ(フラッシュ)でいきなり完登してガッツポーズする選手もいれば、何度も落ちながら粘り強く解決していく選手もいて、そのコントラストがこの競技の面白さのひとつだと思います。

観戦のコツ:私が実際にやっている3つのこと

最後に、普段から大会を楽しみに見ている私のちょっとしたコツを共有します。

1つ目は、課題が発表されたタイミングで「自分ならどう登るか」を先に考えてみること。実際の選手の答えと比べると、発想の違いがよく分かります。2つ目は、決勝だけでなく予選の映像もできれば流し見しておくこと。予選は課題数が多く、トップ選手でも苦戦する場面があるので、ムーブの引き出しを増やすのに向いています。3つ目は、気になった選手を1人決めて追いかけること。シーズンを通して同じ選手を見ていると、調子の波や得意なムーブの傾向が分かってきて、観戦がぐっと面白くなります。

シーズン後半の流れをおさらい

今回紹介したソルトレイクシティ大会(10月16日〜18日、ボルダー)のあとは、サンティアゴ大会(10月23日〜25日、リード・スピード)と続き、2026年シーズンのワールドカップはここから終盤戦に入っていきます。最新の日程や結果はIFSCの公式サイトで随時更新されるので、気になる方はブックマークしておくと安心です。大会情報はSNS(公式のInstagramやXなど)でも発信されているので、リアルタイムで追いたい人はフォローしておくのもおすすめです。

まとめ

「大会観戦」は、ジム通いだけでは気づけないムーブの発想や、トライのメンタル面を学べる、初中級者にとって実はコスパのいいインプットです。ソルトレイクシティ2026をきっかけに、ぜひ一度じっくり試合を観察してみてください。きっと次にジムの壁に向かうときの「見る目」が変わっているはずです。

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

おやぎ

「おやぎ」こと、ボルダリング歴15年の一般クライマーです。趣味で始めたボルダリングにすっかりハマり、初中級者向けにムーブのコツやジム・ギア情報を発信中。一緒に強くなっていきましょう。

-大会・イベント情報