こんにちはおやぎブログのおやぎです。
トレーニングを頑張ってもなかなか上達してない気がしますか?
体幹が弱い?指が弱い?一番だいじなことを忘れてませんか?
それは常に考えて登ることです。
考えて登る??
ボルダリングは頭を使って登るスポーツです。
筋力は登っていれば必要な分だけついてきますが考えて登ってないといつまでたっても力任せクライマーのままです。
どういうことかというとパワーのないクライマーは試行錯誤して常に考えて登るのでテクニックが向上していきます。
逆にパワーだけで登っている人は伸び悩みます。そして寂しいことに最後には追い越されます。
強くなければ上手くあれです。
この記事は今までジムでなんとなく登っていたクライマーに考えて登ってもらうために書きました。
もしあなたが今までがむしゃら登っているだけだったら考えて登るクセを付けるだけでグレードがあがるでしょう。
この記事でわかる事
- フィードバックで上達する方法
- 休憩の重要性
ボルダリングはフィードバックを意識して登ると上達する
課題に固執するのはよくない
たまに何も考えずにマシンガントライをしている人を見かけますがあまり得策とはいえません。
完登したい気持ちは分かりますが一旦落ち着きましょう。
登れたとしても残念ながら上達していません。
また、同じ課題をすることで同じ筋肉ばかり使うのでケガの原因にもなります。
どうしてもハマってしまう人はトライ回数に目安を立てることをおすすめします。
例えば4回で登れなかったら次の課題にいくなどです。
同じ課題を何回も挑戦してもそれは「そのグレードを登れる」ようになったのではなく「その課題のみが登れた」ということです。
ムーブの幅も広がらないし新しい発見がありません。
他の課題やグレードを落としてトレーニングをしたほうがムーブの幅や3級であれば3級に必要な筋力がつき結果的に3級を登れるクライマーになっています。
セッションしているメンバーを思い出してみてください。
たくさんの自由課題をあーでもない、こーでもないと言いながら登っているのではないでしょうか。
テープ課題にこだわりすぎると精神的にもよくないので登れないときは「まだ登れない!」とスパッと割り切って他の課題を登るようにしてみてください。
考えて考えて考えて登るようにする
なぜ自分が落ちたのか、もっと足の位置がこうだったら、ホールドのこの部分を持つ?、手の指のあけぐあいはこんな感じかと
ホールドの位置関係、持てる方向、壁の傾斜などをよく見るクセをつけましょう。
常になぜ落ちたかを考えると成長スピードが早いです。
ボルダリングはパワーだけでなくどの向きに「利かせる」と力が入りやすいとか最小限のの力で登れたりするから面白いわけです。
例えばアンダーであれば重心は上にいけばいくほど利いてきます。
わかっていれば持った瞬間に上に「重心を移動をしよう」となるわけです。
ボルダリングは耐えれた、耐えなかったのゲームではないです。
インターバルの重要性
課題に取り組んでいるときにどれくらい休憩をはさんでいますか?
登れると思ってインターバルを長くとらずにトライしてませんか?
からだは自分が思った以上にヨレています。
登りたい課題があるときは20分ぐらいは空けてトライしてみましょう。
しっかり休憩をとらないことで逃していいる課題は多いです。
あくる日ジムにくるとサクッと登れてしまうのもよくあることです。
休憩の力は大きいです。
呼吸が整っただけでは不十分です。からだの奥まで回復させることが重要です。
特に最後の一手で落ちるような場合はいかに最後の一手のところでパワーが出せるかなので自分が思った以上に休憩しておきましょう。
休憩して登るとケガの防止になる
ケガをするときは疲労感があるときによく起こります。
なんとなく疲れがあるときは無理せずに思い切って休憩をはさみましょう。
足が滑ったりするのも実は体幹のヨレからきたりします。
考えて登るボルダリングまとめ
考えて登ることにより上手いクライマーに近づくことができます。
それでも規格外のパワーの前では上手いだけでは太刀打ちできないのも事実です。
先程の逆で「上手くなければ強くあれ」です。
考えてトレーニングしてまた考えてそしてトレーニング。
ひとそれぞれのスタイルがあるので自由に登ればいいですが
クライミングを上達のために一度立ち止まって考えてみてはいいかもしれません。