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初心者卒業!マイボルダリングシューズの選び方とおすすめ5選

レンタルシューズ、そろそろ卒業しませんか?

ジムに通い始めて半年〜1年くらい経つと、「そろそろマイシューズを買おうかな」と思う人が増えてきます。私自身、最初の半年はずっとレンタルシューズで登っていたんですが、マイシューズに変えた瞬間、足裏の感覚がまったく違うことに驚きました。レンタルシューズはどうしてもソールがヘタっていたり、自分の足に合っていなかったりするので、マイシューズにするだけでワンランク上のグレードが登れるようになることも珍しくありません。今日は、初めてのボルダリングシューズをどう選べばいいか、具体的なおすすめモデルと一緒にお話しします。

なぜマイシューズに変えると登りやすくなるのか

レンタルシューズは不特定多数の人が履くので、どうしても消耗が早く、ソールのフリクション(摩擦力)が落ちています。新品のマイシューズに変えると、同じ足の置き方でも驚くほど滑らなくなります。また、レンタルはサイズの選択肢が限られているため、自分の足に合わないサイズで無理に登っている人も多いです。マイシューズなら自分の足型・登り方に合ったモデルとサイズを選べるので、足への負担も減りますし、何より「自分の道具」で登る感覚はモチベーションにも直結します。

選び方の基本:まず押さえたい3つのポイント

1. ソールの硬さとダウントウ

初めての1足で一番大事なのが「柔らかすぎず、硬すぎない」バランスです。ダウントウ(つま先が下向きに反っている形状)がきついシューズは、オーバーハングや細かいホールドに強い反面、足裏の感覚がダイレクトすぎて最初はかなり痛く感じます。初心者〜初中級者のうちは、ソールがフラットに近く、程よい硬さのあるモデルを選ぶのがおすすめです。フラットソールは立ち方の基本であるスメアリング(壁に足裏を押し付けて摩擦で立つ技術)の練習にも向いています。

2. 甲のタイプ(ベルクロ・スリップオン・紐)

甲の形状は大きく3タイプあります。ベルクロタイプは脱ぎ履きが早く、登っている最中にフィット感を微調整できるので初心者に一番扱いやすいです。スリップオンは紐もベルクロもなく、靴下のように足を包み込むタイプで、フィット感に優れる反面、サイズ選びがシビアになります。紐タイプは全体を均一に締められるので足に優しいフィット感が出せますが、履き替えに時間がかかります。最初の1足なら、着脱のしやすさと調整のしやすさからベルクロタイプを選ぶ人が多い印象です。

3. サイズの選び方

「クライミングシューズはダウンサイズ(普段の靴より小さめ)で選ぶ」という話を聞いたことがある人も多いと思いますが、これは上級者がパフォーマンス重視で選ぶときの話です。初めての1足は、足の指が軽く曲がる程度の、きつすぎないサイズを選ぶのが鉄則です。痛みを我慢して履くシューズは長時間練習できず、結果的に上達が遅くなります。可能であれば必ず試し履きをして、つま先が自然に曲がる感覚と、かかとが浮かない感覚の両方を確認してから購入しましょう。

初めての1足におすすめの5モデル

ショップの価格情報をもとに、初心者〜初中級者に向くモデルを選びました。価格は時期や店舗によって変動するので、購入前に最新価格は必ず確認してください。

La Sportiva タランチュラ(参考価格 約15,000円台)

ベルクロタイプでソールはフラットに近く、クセのない履き心地が特徴です。アッパーがつま先周りをしっかり覆ってくれるので、つま先を壁に擦りつけるような動きでもシューズが保護してくれます。価格も比較的手頃で、「レンタルから初めてのマイシューズ」の定番として長く支持されているモデルです。

Five Ten モカシム(参考価格 約26,000円台)

紐もベルクロもないスリップオンタイプで、幅広い足型にフィットしやすいのが特徴です。ソールはフラットに近く、普段履いている靴に近い感覚で足を使えるので、「シューズに慣れていないうちは違和感が少ない方がいい」という人に向いています。

MAD ROCK Remora(参考価格 約15,000円)

シンプルなスリップオンタイプで、ラバーソールの粘りが評価されているモデルです。価格が手頃なので、まず1足試してみたいという人の入口としても選びやすいです。

Five Ten ローグ ベルクロ(参考価格 約24,000円台)

レザーアッパーが足になじみやすく、摩擦力の高さに定評があるモデルです。ベルクロタイプなので着脱もしやすく、足を保護する力もしっかりしているので、外岩デビューを視野に入れている人にも使いやすい1足です。

Scarpa オリジン VS(参考価格 約20,000円前後)

オリジンシリーズは「初めてのロッククライミングシューズ」をコンセプトに作られているモデルで、ベルクロストラップで微調整がしやすく、長時間履いても足が痛くなりにくい作りになっています。ジムだけでなく外岩デビューにも使いやすいバランス型です。

試し履きで失敗しないための小ワザ

私が最初にシューズを買ったとき、店頭で5分くらいしか履かずに決めてしまい、家でよく見たら左右で若干フィット感が違う、という経験をしました。試し履きのときは、必ず立ち上がって体重をかけ、つま先立ちのような姿勢を取ってみてください。座った状態で「痛くないから大丈夫」と判断すると、実際に壁に乗ったときに痛みが出ることがよくあります。また、左右で足のサイズが違う人は意外と多いので、大きい方の足に合わせて選ぶのも大切なポイントです。可能であればジムに併設されているショップや、スタッフが常駐している専門店で、実際に少し登らせてもらいながら選ぶのが一番確実です。

まとめ

マイシューズ選びは、ソールの硬さ・甲のタイプ・サイズ感の3つを意識するだけで、失敗がぐっと減ります。最初の1足は「ちょっと物足りないかな」と感じるくらいのマイルドなモデルで十分です。登り込んでいくうちに、自分の弱点や好みのホールドの種類が見えてきて、次に欲しいシューズの方向性も自然とわかってきます。まずは試し履きをして、足に合う1足を見つけてみてください。

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おやぎ

「おやぎ」こと、ボルダリング歴15年の一般クライマーです。趣味で始めたボルダリングにすっかりハマり、初中級者向けにムーブのコツやジム・ギア情報を発信中。一緒に強くなっていきましょう。

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